スポーンタイルは、初めてゲストが自分のスペースのリンクを訪れた際に、スポーン (到着) する場所を指定するためのタイルです。 管理者とビルダーは、スペース内のルームのどこにでもスポーンタイルを配置することができます。 通常、スポーンタイルは、実際の部屋に入る様子を再現するために、スペースの入り口付近に設置されます。
スポーンタイルには、デフォルトとカスタムの 2 種類があります。
- デフォルトのスポーンタイルは、一般リンクを介してスペースに初めてアクセスした新しい参加者が到着する場所です。
- カスタムスポーンタイルは、参加者をルーム内の指定された場所に直接テレポートさせる固有の URL に紐づいている場所です。 カスタムスポーンタイルは、カレンダーと連携して使える仕様になっており、Gather 内でミーティングを作成し、ミーティング場所へのリンクを追加することができます。 参加者はミーティングの詳細を確認し、クリックすることで、指定されたミーティングスペースに直接テレポートできます。
この記事では、デフォルトとカスタムのスポーンタイルを追加したり管理したりする方法と、スポーンの全体的なベストプラクティスについてご紹介します。
デフォルトのスポーンタイルを追加する
マップメーカーで、 上部ナビゲーションメニューの「タイル効果」を選択します。 「タイル効果」パネルで、「スポーン」を選択します。 すべてのスポーンタイルが緑色でハイライトされます。 まだ選択されていない場合は、左側のナビゲーションメニューで「スタンプ」を選択します。
注意: デフォルトのスポーンタイルを作成するので、スポーンタイル ID フィールドは空白のままにしてください。
ゲストが初めてスペースに入ったときに到着するタイルをマップ上でクリックして指定します。 スポーンタイルは間隔をあけて配置することをおすすめします。詳しくは、下記のベストプラクティスをご参照ください。 上部のナビゲーションメニューで「保存」を選択します。
注意: ゲストがスペースから一度退出し、サインインした状態でスペースに再入室した場合、ゲストは退出時にいた場所にリスポーンします。
カスタムスポーンタイルを追加する
マップメーカーで、 上部ナビゲーションメニューの「タイル効果」を選択します。 「タイル効果 」パネルで、「スポーン」を選択し、スポーンタイル ID の名前を入力します。 この名前は 16 文字以下でなければなりません。
ゲストがカスタムリンクをクリックしてこのスペースに入ったときに到着するタイルを、マップ上でクリックして指定します。 上部のナビゲーションメニューで「保存」を選択します。
スポーンタイルのベストプラクティス
- 通り抜け不可のタイルの上にスポーンタイルを置かないでください。
- 笑いをとるためや特殊な場合を除いて、スポーンタイルは木の上や池の真ん中ではなく、開けた場所に置きましょう。
- 大規模なイベントの場合は、入口エリアに複数のスポーンタイルを作成することをおすすめします。 たとえば 5 分以内など、一定の時間枠に到着する人数を見積もり、その数のタイルを作成するとよいでしょう。
- イベントの開場をイメージしてください。 コンサートが午後 8 時に始まり、500 人の来場者が予想される場合、午後 7 時 50 分にドアを 1 つだけ開けて全員を一気に入場させるのは好ましくありません。 それよりも、複数の入口を用意し、ある程度余裕を持って入場できるようにした方が効果的です。
- スポーンタイルは直接隣り合わないように配置しましょう。 これは、Gather のビデオと音声の配信機能が、近くに位置することでつながってしまうからです。 スポーンタイルを少なくとも1タイルおきに配置すると、ゲストが 50 人分のビデオ配信への接続を試みることなくスペースに入ることができます。
- 実際にこの手順が行われている様子をご覧になりたい場合は、 スポーンタイル ID とは?をご覧ください。
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