エンジニアチーム向け

Tanner
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タイムリーなコミュニケーションは、リモート開発チームにとって非常に重要です。 優先順位付け、コーディングレビュー、製品改良のブレインストーミングなど、様々な作業でチームメンバーと効率よく会話をする必要があります。

リモートワークをしているエンジニアチームはGatherのバーチャルオフィスを非常に気に入っています。なにか決定したり解決したいことがあれば近づいて会話するだけと、とても簡単だからです。 (実際、Gatherユーザーのお客様はエンジニアや製品開発関係の方が多いです!)

答えを待つ時間を減らして、効率的な共同作業を行う風土を醸成するために、このガイドでは、ペアプログラミング、デイリースタンドアップ、製品のコンセプト考案の方法をご紹介いたします。

注意: Gatherを始めて間もない場合、「スタートガイド(Getting Started Guide)」を最初に読むことで以下の基本的な操作方法、「会話の始め方」、「オーディオ/ビデオの設定」、「オフィスの中での移動」の方法を確認することができます。

1.ペアプログラミング

この共同作業スタイルは、お互い協力し合いバグ修正したり、ハイクオリティなコーディングが行えているか確認できる素晴らしい方法です。 Gatherのようなツールがなければリモートのチーム同士ではかなり大変な作業になることでしょう。

以下の方法で開発を行った経験があると思います。

  • 同期ペアプログラミングの場合:2人かそれ以上の人数で、Zoom会議を使用して、時間を何度も延長しながら調整作業を行っていたと思います。 (とても時間がかかり疲れますね。)

  • 非同期プログラミングの場合:Loom VideoやSlackのメッセージを使用してコードレビューなどを行っている場合もとても時間がかかりますね。 (遅すぎます)

Gatherではエンジニア同士が、自然にペアで作業を行える環境になり、コードレビューなどの作業が素早く、問題解決もスムーズです。

時間のかかる打ち合わせ、確認や返答待ちで時間をつぶすさずに、時間短縮を計ることができます。

どのようにリモートでペアプログラミングを行うのでしょうか?

1. バーチャルオフィス上で近くに座る

こうすることでオンラインステータスで対応可能であることを周知できます。 このような共同作業という形でいることや、決められたエリアにいることで、他のメンバーもあなたがどこでどんな作業をしているのかがわかりやすくなります。

少し集中する必要がありますか? 作業に集中したいときは、ステータスを「応答不可」にしておけば、チームメンバーに、今は作業中や不在だと知らせることができますし、チームメンバーは後で連絡したり別の対応を取ることが可能です。

2. ペアになる

コードレビューをしてもらったり、懸念点を解消するために話し合いが必要な場合、バーチャルオフィスを見渡して、どのエンジニアがオンラインで、対応可能かを確認するだけです。

相手が対応可能か再確認する場合は、シンプルに近づいて会話を始めるか「手を振る」で応答可能か確認してみてください。 手を振るには、相手のアバターかデスクをクリックして「手を振る」を選択してください。

3. 同時に画面共有

Gatherでのペアプログラミングが人気の理由は、複数人が同時に画面共有をすることができるからです。画面の切り替えを行わなくていいので効率が上がります。

Gatherでの複数人の同時画面共有は簡単で、エンジニアが作業するにあたり非常に便利な機能です。 Zoomのように画面共有を行ったり来たりする必要がないのは、チームにとって生産性の向上になります。–詳しくはG2のレビューを読む

画面共有のボタンはは下部のナビゲーションバーにあるオプションを使用します。

複数人が画面共有するとそれぞれの画面がスクリーンに映し出されます。 どれか一つをクリックすると拡大差表示されます。

4. デスクへ戻る

コーディングやレビューが、ひと段落したら各自のデスクへ戻りましょう。通話を長引かせる必要はありません。 (引き続き会話したい場合は、もちろん可能です!)

Gather上のデスクはバーチャル空間でありながら、実際のオフィスのように自分のディスクを与えられます。一日中アクティブなミーティングリンクにいる必要もなく、チームメンバーに対応可能であると知らせることもできます。

2. デイリースタンドアップ

Gatherでのデイリースタンドアップは馴染みのある作業だと思います。 定期的なミーティングをスケジュールしたり、たくさんのチームメンバーが参加し、各自が状況を報告したりします。

状況報告が終わった後、新たにミーティングをセッティングしなくても、誰かに質問したり、誰かへフォローアップが必要な場合近づいて話しかけるだけでクイックに終わらせることができます。

Zoomから離れ、Gatherを使用するエンジニアはシームレスに共同作業ができるだけではなく、混乱が減り、カレンダーがクリアになり、 全員の足並みをそろえて作業を進めていくことができます。

どのようにデイリースタンドアップを行うのでしょうか?

1. カレンダーを連携する

まだ、GoogleやOutlookカレンダーをGatherと連携していない場合、今すぐ連携しましょう。

そうすることでGather上でスケジューリングや会議参加がスムーズになります。 予定はGather上で簡単に確認できます。

2. デイリースタンドアップをスケジュールする

Gather上で会議予約を行うには、自分のデスクで行うのか、ランダムな場所で行うのか、特定の場所で行うのか選択する必要があります。

スタンドアップのために:

  • 参加者のために開催場所を決定してください。参加者はどこに行けばいいのかが明確になり、気軽に会話を楽しむことができます。
  • 「使用可能なプライベートエリア(Any available private area)」 を選択して、開催場所をランダムに決定してください。 いつも違う場所で開催されるのでフレッシュな気持ちで参加できます。

3. ミーティングに積極的な参加を促す

みんなの進捗確認や、足並みをそろえるためのスタンドアップも簡単に行うことができます。 他の人が話をしている時も、チャットやリアクションをすることで参加し続けることを促しましょう。

チャットは音声通話に比べて(マイクを占有することなく)、手軽に解説やコメントをしたり、 「後でこの件について話しましょう」といった具合にフォローアップすることが出来て便利です。

誰かが発話している際に、リアクションをすることで手軽に感情を表すことも簡単にできます。 Gatherでは紙吹雪を投げるのが人気です。 🎉 👏

4. スタンドアップが完了したら個別に分かれてフォローアップ出来る

トレードオフについてや条件について明確にる必要がありますか? スタンドアップが終わったら、チャットやすり合わせが必要なチームメンバーの元へ行くだけで完了します。

例えば、バーチャルオフィスの廊下でチームメンバーに声を掛けるか、デスクまで行って声を掛けるだけでいいのです。

別にミーティングを開催するより断然に早く、実際のスタンドアップも効率的になります。2人で細かいディテールを詰めている間、みんなの時間を使ってしまうような会議ではなく、核心をついた詳細共有が出来ます。

3. 製品のコンセプト考案

問題解決の際、他のエンジニアや製作責任者やデザイナーなど、部門を超えたチームメンバーと様々なオプションやアイディアをクイックに出し合ったりするのに役立ちます。

リモートチームが手短にブレインストームをする場合とても不便で、例えばチームメンバーにメッセージを送り空き時間の確認をしたり、最悪の場合10分程度の会議のためにみんなのカレンダーを確認して会議予約をしないといけませんでした。

Gather共同作業している場合、エンジニアや別の部門のチームが空いているかどうか一目瞭然で、余計な調整作業なしでコンセプトの考案作業を可能にします。

どのように製品の考案を行うのでしょうか?

1. 部門の垣根を超えたチームメンバーとバーチャルオフィス上で近くに座る

実際のオフィスのように、共同で作業する場合は近くに座る場合が多いです。

エンジニアチームも近くのデスクに座ってもらいます。 製品開発チームやデザインチームも同様で、各チームが近くで作業できるように配置します。

こうすることで、バーチャルオフィス上で、近くにチームメンバーのステータスや空き時間が可視化され、ブレインストーミングが手軽に行えます。

2. インスピレーションが降りてきたらすぐシェアできる

短時間のブレインストーミングのためにミーティングを開催する必要はありません。 近づいて他のエンジニアにアイディアを共有しましょう。

デザイナーや製作責任者の参加が必要な場合、 手を振ってみましょう。 手を振ることは、会話に加わってほしいという意思表示には最適で、空き時間であればワンクリックで参加してもらうことが出来ます。

3. ホワイトボートをいつも近くに

ホワイトボードはブレインストーミング中に、みんなでメモをしたり、描画したりできる機能です。

実物のホワイトボードのように、書いたものを後で確認することが可能です。

まとめ

Gatherでエンジニアチームと作業する場合、ミーティングの予定を立てたり回答を待つことに時間を割かれることが減り、共同作業に時間を充てることができます。それにより開発速度をあげることが出来ます。

まだバーチャルオフィスを開設していない場合、こちらから始めてみましょう。

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